看護師になって初めて担当した患者さんについて。どんな思い出がありますか?

私が看護師になって初めて受け持った患者さんは、肺がんと肺炎を患ったおじいちゃんでした。
患者さんは高齢なので、肺がんについてのオペは行なわずに、肺炎の治療を行なっていました。
肺炎が良くなったら退院できる事になっていて、体調は日に日に良くなっていったんです。
患者さんも患者さんの家族も、とても良い方で、家族は毎日のようにお見舞いに来ていました。
人柄がとても良い患者さんで、家族に愛されている事がとても良くわかりました。
そして、患者さんもお話をするのが好きで、いつもいろいろなお話を聞かせてくれたんです。
だから、コミュニケーションがとても良く取れて、初めて担当した患者さんと言う事もあって、
とても思い入れがありました。(^=O)

 

そして、体調も安定してきていよいよ退院できる事になったんです。
退院の日には、沢山の家族が病室に集まってきて、身支度を整えて待っていました。
私も、患者さんと家族に挨拶をして、ナースステーションに戻ったんです。
その時に、病室から悲鳴が聞こえてきたんです。
何が起こったのかと思い、慌てて病室にかけつけてみたら、患者さんが呼吸停止していたんです。
今、退院しようとしていた患者さんです。><
ドクターもかけつけて心肺蘇生法が行なわれたんですが、蘇生する事はありませんでした。
その時に、初めて急変を目の前にして、ずっと手が震えていた事を覚えています。
病院というのは、いつ何が起こるか分からないという事を見せつけられて、何とも言えない辛い気持ちになりました。
それと同時に、自分が何もできない事、命を助ける事ができなかった事に落ち込んでしまいました。
かなりシビアな状況でしたが、その時の事は良い経験になっています。